2014年10月13日月曜日

「胸を張る」って英語で何て言う?


※ 胸を張る     hold one's head up

【例文】
The new leader should revamp the company so that its employees can hold their heads up high.
新リーダーは従業員らが胸を張れるように、その会社を改革すべきである。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
revamp:改革する
employee 従業員

【中学英文法によるかいせつ】
 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)



 leaderは、lead(導く)人、つまり「リーダー・指導者」などの意味です。

leaderは「目玉商品(loss leader)」の意味で使われることもあります。
leaderと綴りが似た単語にreaderがあります。これは、「読者・読書家」の意味です。また、readerには「読み取り機・読み取り機能」の意味もあります。
なお、leadership「リーダーシップ」と綴りがよく似た言葉にreadershipがあります。これは、「読者層・読者数」という意味です。

shouldは、義務を示す助動詞で「~するべきである」という意味です。
must「~しなければならない」やhad better「~した方がよい」よりも強制力は弱いとされています。

revampは、「改革する・改良する」などの意味です。
類似表現としては、reconstruct, reform, renovate, reorganize, reshuffle, restructureなどがあります。

companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現です。companyについては、【おまけ】にまとめています。

so that A canで、「Aが~できるように」という意味です。

employeesは「従業員」。反意語は、employer「雇用主」です。
このように語尾に“ee”と”er"を付けて反意語関係を作る単語としては、examinee「被験者」とexaminer「試験官・検査官」、franchisee「フランチャイズ加盟店」とfranchiser「フランチャイズ本部」、licensee「ライセンスを受ける人・免許所有者」とlicenser「ライセンスを与える人・免許を与える人」、trainee「訓練生」とtrainer「訓練する人」などがあります。

hold one’s heads up (high)は、直訳すると「頭を上げる・背筋を伸ばす」という意味ですが、これが転じて「胸を張る・堂々とふるまう」という意味でも使われます。
ここでは、可能を示す助動詞canがありますので「胸を張れる・堂々とできる」となります。


【おまけ】
companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。

会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company, big businessなど

なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm enterpriseなどがあります。

【今日のまとめとおさらい】


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