【今日のビジネス英語表現】
※ まるで綱渡りのように
just like walking a tightrope
【例文】
Securing enough
power supply during a hot spell will be just like walking a tightrope.
酷暑の時期に十分な電力供給を確保することは、まさに綱渡りとなるだろう。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の緑色のマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・power
supply 電力供給
・during a
hot spell 酷暑の時期
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
①
secureは、「確保する・固定する・保証する」。
類似表現にascertain, assure, ensure, guarantee などがあります。
類似表現にascertain, assure, ensure, guarantee などがあります。
ここでは、securingとingがついて動名詞になっていますので、「確保(すること)」となります。なので、during
a hot spellで、「一連の暑い時期」という意味になるのです。
enoughは、「十分な」、power
は「電力」、power supplyは「電力供給」です。
supply(供給)⇔demand(需要) cf.
tight supply-demand balance(需給の逼迫:じゅきゅうのひっぱく)
②
duringは、期間を示す前置詞で「~の間」という意味です。
a hot spellは、「酷暑・猛暑」。この場合のspellは、「ひと続きのもの」という意味です。
ちなみに、spellというと、英単語のスペル(綴り)という意味を思い浮かべがちですね。でも実は、spellは、「(文字を)綴る・綴りを言う」という意味です。
「英単語のスペル」という意味の英語表現は、spellingです。
また、spellには、「まじない」「魔力」「魔法」という意外な意味もありますよ。
cf. break a
spell 「魔法を解く」
そして、spell
out と言うと、「詳しく説明する=elaborate」という意味になります。
③ willは、未来を示す助動詞です。
be just like~は、「まさに~だ、~同然だ」などの意味です。
walk a tightropeは、「綱渡りをする」。tightropeは、綱渡り用の綱です。
ここでは、walkingとingがついて動名詞になっていますので、「綱渡り(をすること)」となります。
といっても、この例文の場合には、実際に綱渡りをするのではなく、just like walking a tightropeとは、「危なっかしい」という意味です。類語としては、dangerous,
jeopardizing, precarious, perilous, riskyなどがあります。
ちなみに、綱渡りのように危なっかしい様子を示す熟語表現にtread
on eggs(薄氷を踏む)があります。tread on thin iceでもOKです。
【今日のまとめとおさらい】
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