【今日のビジネス英語表現】
※ ~するよう懸命に努力する strive to ~
【例文】
Taking the situation
seriously, the CEO must strive to achieve the goal as early as possible.
その事態を深刻に受け止め、CEOは目標をできるだけ早く達成するように懸命の努力をしなければならない。
【ネイティブスピーカーの発音】
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【だいじな表現】
・take A seriously:Aを深刻(真剣)に受け止める
・CEO(Chief Executive
Officer):最高経営責任者
・as early as possible:できるだけ早く
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① take A seriouslyで、「Aを深刻(真剣)に受け止める」という意味です。
Aに当たるのが、situationで、「状態・事態」のことですので、「事態を深刻に受け止める」となります。
また、この文章は、文頭が動詞の現在分詞(ing形)で始まっています。
動詞にingが付くと、一瞬、動名詞かな?と思うかもしれませんが、takingが文章の主語になっているわけでもありませんので、動名詞ではありません。
これは、分子構文で、分詞を使って「接続詞+主語+動詞」と同じような効果を出すことができます。
つまり、Taking the
situation seriously,・・・の部分は、
After the CEO takes the situation seriously,・・・と表すこともできるわけです
CEOは、Chief Executive Officerの略で、最高経営責任者と訳します。
日本の「社長」や「代表取締役」などと同じような意味合いで使われます。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
↓ ↓ ↓ ↓
② mustは、「強い義務」を意味する助動詞で「~しなければならない」と訳します。have to(has to)も同じような意味で使われます。
strive to~で、「~するよう努力する」「懸命に~する」という意味です。be out to~も同様の意味で使われます。
また、もっと「必死で~しようとする」と言いたいときは、struggle to~が使えます。struggle には、「もがき」「努力」「闘争」という名詞もあるんですよ。ちなみにa power struggle と言えば、「権力闘争」を意味します。
achieveは、「達成する」。ほかに、accomplishやattainも使われます。
goalは「目標、目的」。類似表現として、aim, object, purpose, targetなどがあります。
なお、目標の中でも「必達目標」という場合は、commitmentが使われることがあります。これは、もともと「約束」「公約」「関与」といった意味の言葉です。日産自動車のCEOであるカルロス・ゴーン氏が「必達目標」を表す言葉として使ったことで、日本でもよく使われるようになりました。
③ as early as possibleは、「できるだけ早く」。as soon
as possibleも同じように使われます。
as ~ as possibleで、「できるだけ~」という意味です。
例: as close as
possible(できるだけ近くに)
as quickly as
possible(早急に)
【今日のまとめとおさらい】
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