【今日のビジネス英語表現】
※ 日雇い労働者: casual
laborer
【例文】
A lot of casual laborers
were involved in property destruction and plunder.
多くの日雇い労働者が、財産の破壊と略奪に関わった。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の青いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・be involved in〜にかかわる 〜に関与する
・property 財産 資産
・destruction 破壊
・plunder 略奪
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① a lot ofは、「多い」という一般的な表現です。many~と同じ意味です。
casual laborer(s)は、「日雇い(臨時雇い)労働者」。 day laborerも使われます。
casualは、ここでは「臨時雇いの」という意味です。casualというと、「カジュアルな・普段着の(服装)」という意味がよく知られています。また、名詞としてcasuals(通例、複数形)で「カジュアルな服装」を示すこともあります。
なお、casualty(死傷者、不慮の事故)という表現もあります。
なお、casualty(死傷者、不慮の事故)という表現もあります。
be involved in〜(ここではwere involved in~)で、「~にかかわる 〜に関与する」という意味です。もともとinvolveは、物事や人を「取り込む・含む・巻き込む」という意味です。
② propertyは、「財産・資産」ですが、それは物的なものに限りません。
例)intellectual property
rights(知的財産権・知的所有権)
destructionは、「破壊」。destroy(破壊する)の名詞形です。demolitionにも同様の意味があります。
destructionという単語で想起すべき言葉として、創造的破壊(creative destruction)があります。この言葉は、J.シュンペターというオーストリアの学者が資本主義は起業家精神(entrepreneurship)をもった起業家による創造的破壊によって発展すると唱えたことで有名になりました。
なお、「破壊」は、誰(何)かが主体的に壊すことを指しますが、自ら崩れていく、つまり「崩壊」という場合は、disruption, breakdown, collapse, crumblingなどが使われます。
plunderは、「略奪」という意味です。
「略奪」に似た表現に「強奪」があります。この場合は、plunderの他、extortion, pillage, seizureなどが使われます。
【今日のまとめとおさらい】