2014年8月28日木曜日

「契約を結ぶ」って英語でなんて言う?

 (8/26)
【今日のビジネス英語表現】
※ 契約を結ぶ   ink a contract

【例文】
The small company inked a business contract with the famous automobile manufacturer.
その小さな会社は、有名な自動車メーカーと事業契約を結んだ。

【ネイティブスピーカーの発音】
下記の赤いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。

【だいじな表現】
manufacturer =maker メーカー(製造業者)



【中学英文法によるかいせつ】
 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)





① small companyは、文字通り「小さい会社」。small business, small firmなどの表現もあります。逆に大企業はlarge companymajor company, big business、中小企業はsmall and medium-sized companyなどと言います。


ところで、companyは、「会社」を意味する単語としてよく知られていますね。
規模や内容を問わず使える単語です。
法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm enterpriseなどがあります。

ink a contract withは、「~との契約を結ぶ」。ここではinkedと過去形になっていますので、「~との契約を結んだ」となります。
make a contractconclude a contractも同じく「契約を結ぶ」「契約を締結する」という意味です。

inkにはもちろん「インク」という意味がありますが、動詞として使われるときは「インクで印をつける・署名する」などを意味します。契約を交わすときには、契約書に署名をするため、例文のような表現になっていると考えられます。

business contractは「事業契約」。

ちなみにcontractが動詞として使われるときは、契約する、という意味のほか、「病気にかかる」という意味もあるので要注意です。
例)He contracts lung cancer.(彼は肺がんにかかっている)。

② famousは、「有名な」。ほかに「有名な・著名な」という意味の英語表現には、noted, prominent, well-knownなどがあります。反対に「悪名の高い」「評判の悪い」を表す単語としては、notoriousがあります。

automobile manufacturerは、「自動車メーカー」。
manufacturerは、makerとほぼ同じ意味で使われますが、
manufacturerのほうが、大手の製造業者というニュアンスがあります。


【今日のまとめとおさらい】


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