【今日のビジネス英語表現】
※ 知恵を絞る 腐心する: rack one's brain
【例文】
Business persons should
always rack their brains to innovate new products and attract
customers.
事業家は、革新的な新製品を開発し、顧客を引き寄せることに常に腐心すべきだ。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の青いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・business person 事業家
・innovate:革新する、(革新的な技術や製品などを)開発(導入)する
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① shouldは、「~すべき」という義務を示す助動詞です。
shouldの類似表現として、be ought to~があります。
また、had better +動詞の原形で、「~したほうがよい」という表現もありますが、そのニュアンスはshould より強く、むしろmust、すなわち「~しなければならない」に近いものがあるとされているので、注意が必要です。
ついでに言うと、be supposed
to~で、「~することになっている」という表現もあるので、一緒に覚えておきましょう。
rack one’s brainのrackは、緊張させる、拷問するという意味で、直訳すると「脳を緊張させる」となります。つまり、脳を使って懸命に考えるということで、「知恵を絞る・腐心する」という意味になったと考えられます。
② innovateは、革新することや、新しいものを取り入れることを示す表現です。
innovateの名詞形はinnovationです。カタカナで「イノベーション」と呼ばれ、日本語訳は「技術革新」とされることが多いですが、もともとは、技術に限らず、革新・新機軸を生み出すこと全般を指します。参考までにいろいろなイノベーションを図にまとめておきます。
new productは「新製品」。
attract customersは、「顧客を引き寄せる」
attractは、引き付ける・魅力があるなどの意味です。
ちなみに、数年前にブームになった「引き寄せの法則」は、英語でlaw of attractionと言います。
【今日のまとめとおさらい】
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