【今日のビジネス英語表現】
※ 情勢分析をする・探りを入れる:test the waters
【例文】
Convenience stores in
Japan are good at testing the waters by using IT, and always augment
hot-selling items and reduce slow moving items.
日本のコンビニは、ITを用いた情勢分析に長け、常に売れ筋を増やし死に筋を減らしている。
【ネイティブスピーカーの発音】
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【だいじな表現】
・be good at〜:~がうまい
・augment:増やす(=increase)
・hot-selling items:売れ筋(商品)
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① convenience storeは、「コンビニエンスストア」。
convenienceは、convenient(便利な)の名詞形で、「利便性・便宜」という意味です。「近隣にあり、日用品がほとんど揃っており、年中24時間利用できるので便利」ということからこのような名前が付けられました。
なお、日本では「コンビニ」と略称されますが、英語圏では、CVS(convenience store)と呼ばれているので、注意が必要ですね。
be good at~は、「~が得意な・上手な」という意味です。be adept at~も同じような意味で使われます。
反対に「~が下手な」はbe poor
in~と言います。
test the watersは、直訳すると「水を試す」ですが、ここでは「情勢分析をする・探りを入れる」という意味です。ほかにput out feelersも「探りを入れる」という意味です。feelerは、触覚という意味です。
ついでに、trial balloon「観測気球」という表現も覚えておきましょう。
byは前置詞で、ここでは手段を示し、「~を使って」と訳します。
ITは、Information Technologyの略で、「情報技術」のことです。最近は、ICT(Information
and Communication Technology)「情報通信技術」という表現も広く使われるようになりました。
② alwaysは、「常に・いつも」という意味です。
augmentは「増やす」という意味です。augmentと綴りのよく似た単語に、argument 「議論」「口論」があるので、間違えないようにしましょう。
reduceは「減らす」という意味です。
hot-selling itemsは「売れ筋(商品)」で、slow
moving itemsは「死に筋(商品)」。売れ筋とはよく売れるようになってきた商品、死に筋とはだんだん売れなくなってきた商品を意味します。
alwaysは、augmentとreduceの両方にかかりますので、ここでは、日本のコンビニは、常に売れ筋を増やし、死に筋を減らしているという意味になります。
「増やす・減らす」を示す英語表現は他にもありますので、主なものを下にまとめておきます。
増やす:augment, balloon,
enlarge, increase, raise
減らす:curtail, cut
down, decrease, diminish, lose, reduce, whittle
【今日のまとめとおさらい】