【今日のビジネス英語表現】
※ 水害:flood
disaster
【例文】
An unprecedented large
scale flood disaster and landslides occurred in Hiroshima prefecture, and they
gave rise to more than 80 casualties including missing persons.
未曾有の大規模な水害と土砂崩れが広島県で発生し、行方不明者を含めて80名以上の死傷者を出した。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の青いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・unprecedented 未曾有(みぞう)の
・large scale 大規模な
・landslide 地滑り
土砂崩れ
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① この文章では、少し長いですが、Anからlandslidesまでが主語です。
unprecedentedは、precedented(先例のある)の反意語で、「先例のない・未曽有の・前代未聞の」などの意味です。
large-scaleは、「大型の・大規模な」。日本語でも規模が大きいことを「スケールが大きい」などと言ったりしますね。その他、scaleは、「定規・基準・階級」などの意味でも使われます。
逆に「小型の・小規模な」は、small-scaleと言います。
flood disasterは「水害」のことです(floodは、「洪水・浸水」、disasterは、「災害」)。
landは「地面」slideは滑り落ちることで、landslideは「地滑り」「土砂崩れ」などの意味です。がけ崩れはcliff
collapseと言います。
ちなみに、選挙で圧勝を表す「地滑り的勝利」は、landslide victoryと言うので一緒に覚えておきましょう。
② occur(red)は、「発生する・生じる」。偶然に発生する場合に使われることが多いです。happenも同じような意味です。突発的に起きる場合はbreak outなどが使われます。
prefectureは、「道・府・県」の意味です。
例)Hiroshima
prefecture(広島県)、Osaka
prefecture(大阪府)
なお、東京都という場合は、Tokyo
Metropolisと言います。
③ give rise to〜で「~を生じさせる」「引き起こす」という意味になります。
casualties(単数形:casualty)は、ここでは、the killed and wounded(死傷者)の意味です。そのほか、大事故や大惨事という意味もあります。
また、casualty
insuranceは、障害保険という意味です。その他、保険にまつわる表現をまとめましたので【おまけ】をご覧ください。
missing personは「行方不明者」。the missingも行方不明者という名詞表現です。
missingは、紛失した、見当たらない、などの意味です。
【おまけ】
保険にまつわる表現には、主に次のものがあります。
・生命保険life insurance
・損害保険damage
insurance
・火災保険fire insurance
・地震保険earthquake
insurance
・自動車保険automobile
insurance
自動車保険は、法的な加入義務の有無によって次の2つに分けられます。
・自賠責保険 mandatory vehicle liability insurance
(法律で強制的に加入が義務付けられている自動車保険)
・任意保険 voluntary insurance
(任意で加入する保険。自賠責保険で賠償額が足りない部分を補うことを
目的とした保険)
目的とした保険)
さらに任意保険は、補償の対象によって、次のように分けることもできます。
・対人保険 bodily injury liability insurance
・対物保険 property damage liability insurance
【今日のまとめとおさらい】