【今日のビジネス英語表現】
※ 問題は~という点にある at stake is~
【例文】
At
stake is how to secure an alternative revenue source.
問題は、いかにして代替財源を確保するかという点にある。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の赤いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・alternative revenue source 代替財源
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① at stake is~は「問題は~(という点)にある」。
stakeは、もともと土地などの境界を示すために地面に打ち込む杭(くい)のことです。そこで、「(問題点は)ここにあるんだよ」というような意味で、at stake is~が使われるようになったのかもしれません。
ちなみに、stakeには利害関係という意味もあります。企業を取り巻く利害関係者はstakeholderと言います。
② how to~(how+不定詞)は、「いかに~するか・~する方法」などという意味です。
secureは、「確保する・固定する・保証する」。
類似表現にascertain,
assure, ensure, guarantee などがあります。
③ alternativeは「代わりの・代替の」。例えば、「代替案」はalternative
solutionなどと表現できます。また、alternativeには名詞の用法があり、それ自体で「代替案」「選択肢=option」という意味で使うことができます。
revenue sourceは「財源」。
revenueは、収入や収益などの意味ですが、ここでは(国家の)歳入(annual revenue)を示します。歳入の反意語は、歳出(annual
expenditure)です。
歳入と歳出を合わせた予算、すなわち国家予算はnational budgetと言います。
【おまけ】
今日は、代替財源という言葉が登場しました。
代替財源とは、文字通り「代わりの財源」です。
例えば、法人税の税率を引き下げると、当然ながら、税収(歳入)が減ります。
そこで、その穴を埋めるために代替財源が提案されることになるわけです。
具体的には、研究開発減税などの租税特別措置を廃止・縮小したり、赤字企業にも課税する外形標準課税を中小企業にも適用することなどにより代替財源を確保する案が出されています(2014年6月、政府税制調査会にて)。
【今日のまとめとおさらい】