【今日のビジネス英語表現】
※ 〜する構えである:be poised to〜
【例文】
The
CEO is poised to make a concession on negotiations for the M&A.
CEO
はM&A交渉で譲歩する構えだ。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の緑色のマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・CEO(Chief Executive Officer) 最高経営責任者
・make a concession 譲歩する
・M&A(Mergers and Acquisitions)企業の合併・買収
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① CEOは、Chief Executive Officerの略で、最高経営責任者と訳します。
日本の「社長」や「代表取締役」などと同じような意味合いで使われます。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
↓ ↓ ↓ ↓
poiseとは、ここでは、「~の準備をする・~しようと身構える」などの意味です。
ここでは、「be動詞+動詞の過去分詞」で受動態になっていますので、
ここでは、「be動詞+動詞の過去分詞」で受動態になっていますので、
be
poised to~=~する構えだ、~する準備ができている、などの意味になります。
② make a concessionで、「譲歩(じょうほ)する」。concessionは、譲歩や許容などの意味です。ちなみに「妥協(する)」という場合は
compromise、「折衷的(せっちゅうてき)な」という場合は、eclecticという表現もありますよ。
③ negotiationは、「交渉」です。何の交渉かというと、forの後に続いているM&Aですね。
M&Aは、Mergers and Acquisitionsの略で、日本語では「企業の合併・買収」と呼ばれることが多いです。
日本でこの言葉が有名になったのは、2005年の「ライブドアVSフジテレビ騒動」がきっかけでした。
単なる合併・買収は日本でも行われていましたが、このとき、「敵対的買収(hostile acquisition, hostile takeover)」をマスコミが大々的に取り上げたため、各社がこぞって敵対的買収防衛策を講じるようになっていきました。
買収のために証券市場で買収対象会社の株を買い進めることをTOB(takeover bid)と言います。
ちなみに、防衛策としては、「ポイズンピル(poison pill)※」などが知られています。
※ポイズンピル:ある企業が大量に株を取得されて敵対的買収の危機が迫った時に、新たに株式を発行するなどして買収されるのを回避する方法。
【今日のまとめとおさらい】
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