2014年6月26日木曜日

「精査する」って英語で何て言う?


※ 〜を精査する: delve into

【例文】
The third party committee will delve into the incident of fabrication.
第三者委員会がその偽造事件について精査することになるだろう。


【ネイティブスピーカーの発音】
※ 下記の青色のアイコンをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。



【だいじな表現】
     the third party committee:第三者委員会
     fabrication:偽造
     incident 事件、事故=accident

【中学英文法によるかいせつ】

 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(

third partyは、「第三者」です。
partyというと「パーティ」の訳を思い浮かべる
人がおおいかもしれませんが、契約書や訴訟では
「当事者」という訳になる場合もあります。
また、Liberal Democratic Party (自由民主党)というように
partyには政党という意味もあります。


第三者委員会(third party committee)は、
independent committee「独立委員会」と同じ意味で使われます。

willは、未来を示す助動詞で「~だろう
という意味です。
be going to~も同じように使えます。

delveはもともと「地面を深く掘る」
という意味ですが、それが転じて、
「徹底的に調べる(精査する)」という意味
で使われることもあります。
似た表現として、dig into~があります。

また、get to the bottom of ~で、
「~の真相を明らかにする」、
leave no stone unturned で、
「しらみつぶしに捜す」という
意味になりますよ。

「徹底的に調べる(精査する)」を一つの単語で
表す場合には、scrutinizeがよく使われます。

incidentは「出来事」「事件」。
ほかに同じような意味を示す英単語には、
affair, case, event, happeningなどがあります。
また、明らかに「事故」の場合には、
accidentが使われます。

fabricationは、「偽造」「捏造(ねつぞう)」
falsificationも「偽装」「偽造」「反証」という意味です。
camouflage も「偽装」を表します。
いわゆる、カモフラージュですね。

文書を偽造する場合は、forgeryfakeがよく使われます。
また、日本でもカタカナ言葉になっている
「フェイク(fake)」は、偽造品、模造品、偽造文書
などの意味ですね。

また、偽札(偽造通貨)は、
counterfeit note(counterfeit currency)
などと言います。
なお、単に「不正」「不正行為」という場合は、
misconduct, illegality, injustice, wrongdoing
などが使われます。


【今日のまとめとおさらい】

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