※喫緊(きっきん)の課題:an urgent (and vital) task
【例文】
It is an urgent task for the company to
improve its MOT.
その会社にとって、技術経営を改善することが喫緊の課題である。
【だいじな表現】
MOT (Management of Technology) 技術経営
【中学英文法によるかいせつ】
この文は、次のように分解できます。
①It is an urgent task/②for the company/③to improve its MOT.
①It is an urgent task
この文の主語は”it"です。といっても「それは・・・」という訳はNG。
この”it"は、言ってみれば見せかけの主語で、
実際には、③の“to improve its MOT”が、本当の意味での主語です。
ということで、このような”it”は、形式主語と言います。
主語が長くなるのを避けるときに使われる用法です。
“It+be動詞 ~ for A to…”で、「Aにとって…が、~である」
という訳になります。「~」には、形容詞または名詞が入ります。
一応、そういう文の作りである、ということだけを
頭に入れて、次に進みましょう。
“urgent task”は、冒頭にあるように「喫緊(きっきん)の課題」です。
緊急を要する課題ですね。“pressing matter”も同じような
意味で使われます。
ちなみに、「緊急の」を示す単語には、
“urgent”のほかに”emergent”があります。
例えば、emergentが名詞化(emergency)して、
”emergency medical care”と言えば、「救急医療」を指します。
どちらも「緊急」という意味ではありますが、
“urgent”は、業務などが緊急を要するときに使われ、
“emergent“は、健康や生命を脅かすような緊急事態の
ときに使われることが多いようです。
②for the company
“It+be動詞 ~ for A to…”で、「Aにとって…が、~である」
となると、先ほどお話ししましたね。
この“for A”に当たる部分ですので、「会社にとって」となります。
③to improve its MOT.
“It+be動詞 ~ for A to…”の”to…“に当たる部分です。
“improve”は「改善する」「向上させる」などの意味です。
同義語として、ameliorate,
better, mend, revampなどがあります。
“its
MOT”のitsは、言い換えると”the company’s(その会社の)”です。
“MOT”は、”Management of Technology"の略で、「技術経営」です。
確かに、この文の主語は、to以下ですが、具体的に
improveを行うのは、the companyです。
このように、to以下の動作の主語に当たる名詞は、
forの後ろに置きます。このような主語は、意味上の主語と
と言います。
日本の製造業は、高い技術力を持ちながら、
MOTがうまくできず、グローバル競争で後れを取った
という見方もあります。
スイスのビジネススクールであるIMDが毎年発表している
国際競争力ランキングでは、バブル期には1位を占めていましたが、
その後、大きく低下し、今年は21位です(2014年世界競争力年鑑)。
今回の英文では、「その会社にとって、MOTが喫緊の課題」
としましたが、実は、MOTは、日本の製造業全体にとっても
喫緊の課題と言えますね。
【今日のまとめとおさらい】
See you(^^)/~~~
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