2014年6月13日金曜日

「蒸し返す」って英語で何て言う?

※ ~を蒸し返すstir the ash of =rehash

【例文】
The COO stirred the ashes of the assertions which do not hold water.
COOは、筋の通らない主張を蒸し返した。

【だいじな表現】
stir the ashes of~:~をむし返す(=rehash
do not hold water:筋が通らない(it is unreasonable that~)

【中学英文法によるかいせつ】
 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(

  




"COO“は、Chief Operating Officerの略で、
日本語で「最高業務執行責任者」と言います。

企業の役員は、アメリカの影響もあり、
責任分担を明確にするため、
「最高~責任者(Chief ~ Officer)」
という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、
アルファベット3つを組み合わせた略号が
使われることが多いので、表にまとめておきますね。
         


"stirred“は、stir(かき混ぜる、呼び覚ます)の
過去形です。

ashes“は、ash(灰)の複数形です。

なので、stirred the ashes of~は、直訳すると
「~の灰をかき混ぜる」といった感じでしょうか。

灰は捨てるべきものなのに、わざわざかき混ぜる
ということで、「蒸し返す」というような意味で
使われているのでしょう。

また、かき混ぜることで灰が周りに
まき散らされて迷惑っていうニュアンスも
出ますよね。

ところで、「かき混ぜる」を意味する動詞は、
結構多いですよ。
例えば、chum, mix, muddle, scramble 等があります。

ただし、卵をかき混ぜるときは、beat(叩く)
使われるので要注意ですね。 
ex. beaten egg(溶き卵)
"of"は、「~の」という意味の前置詞です。

assertion”とは、「主張」「断言」などの
意味です。

その動詞は、”assert”
ほかに”claim””maintain”も「主張する」という
意味で使われますよ。

④この部分は、関係代名詞whichの前の
”the assertions”を修飾しています。
“hold water”は、もともと「水漏れがしない」
ということで、理屈に合っている
という意味合いの熟語です。

ここでは、前にdo notが付いて否定形になって
いますので、「筋の通らない」「無理がある」
という意味になります。


【本日のまとめとおさらい】

See You(^^)/~~~


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