2015年12月3日木曜日

「慎重になる」って英語でなんて言う?

※ 慎重になる walk on eggshells

【例文】
When talking with the moody and volatile guest, you may be forced to walk on eggshells.
その気分屋でキレやすいゲストと話をする際には、慎重にならざるをえなくなるだろう。

【ネイティブスピーカーの発音】

【だいじな表現】
moody 気分屋
volatile キレやすい

【かいせつ】
When talking with the moody and volatile guest, その気分屋でキレやすいゲストと話をする際には、

whenは、「いつ・・・」というように疑問詞として使われることが多いですが、ここでは「~する際、~するとき」など接続詞としての扱いです。

talk withは「~と話をする、~と話す」。

誰と話したのかが、withの後に書いてあります。
the moody and volatile guestですね。

moody は「気分屋の・感情の起伏が激しい」。ちなみにmoodは「気分・雰囲気」または「不機嫌・憂鬱(ゆううつ)」という意味です。
ちなみに場の雰囲気には、atmosphere、お店などの雰囲気には、ambienceが使われます。

volatileは「キレやすい」。不安定で落ち着きがない様子を指します。
例えばvolatile stock marketは「値動きの激しい(乱高下する)株式相場」のことです。

guestは「客」。
「客」については、日本語では店の客も乗客も「客」と呼ばれることが多いのに対して、英語では、それぞれ別の表現を用いて明確に区別するのが普通です。
client(依頼客)、consumer(消費者) customer(顧客)lodger(宿泊客、下宿人)passenger(乗客)visitor(訪問客)などです。
それから、見込み客は、potential customer, prospectiveなどと言います。

また、招待客と言う場合はguest、反対にもてなす側は、host(主人)またはhostess(女主人)と言います。

you may be forced to walk on eggshells:慎重にならざるをえなくなるだろう。

mayは「~だろう・~かもしれない」という推量の意味を示す助動詞です。
助動詞の後は動詞の原型が続きます。

be forced toは「~にならざるを得ない・~を余儀なくされる」などと訳します。

walk on eggshellsは「~慎重になる・細心の注意を払う」。
walk on~は「~の上を歩く」で、eggshellは「卵の殻」のことです。
卵の殻は割れやすいので、慎重に歩かないといけない、ということなのでしょう。

ちなみに、walk on thin iceは、「薄氷を踏む・危険な状態にある」という意味です。また、walk on a tightropeで「危ない橋を渡る」となります。

walk onの後に続く単語を入れ替えるだけでいろいろな表現ができるので、併せて覚えておくと便利です。

See you!!

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