※ 得意分野・お気に入り cup of tea
【例文】
As sales activities are not his cup of tea, he would, sooner
or later, lose interest in them.
セールス活動は彼の得意分野ではないので、早晩、興味を失うだろう。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
lose interest in ~ に興味を失う
themは、sales activitiesを指しています。
セールス活動は彼の得意分野ではないので、早晩、興味を失うだろう。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
lose interest in ~ に興味を失う
【かいせつ】
①As sales activities are not his cup of tea:セールス活動は彼の得意分野ではないので
asは、ここでは「~ので、~だから」という意味の接続詞です。通例、文頭にasが来る場合は、この意味になることが多いです。
sales activitiesは「セールス活動・販売活動」。 salesは「販売の」という意味です。例えばsales campaignは「販売キャンペーン」。
one’s cup of teaで「~の得意分野・得意なこと・十八番(おはこ)」。「気に入ったもの」という意味でもつかわれます。紅茶にはそれぞれ好みがあるということが語源のようです。
ここでは、are not his cup of teaとbe動詞が否定形になっていますので、「彼の得意分野ではない」となります。
ちなみにpiece of cakeは、たやすいこと、という意味で「朝飯前・わけないこと・超簡単」などと訳します。一切れのケーキを食べるのはごく簡単にできる、ということからこのような表現になったようです。
また、ケーキと言えば、「別腹」という言葉が頭をよぎる人もいるかもしれませんね。これは英語でanother room for dessert(デザート用の別の空間)、dessert
stomach(デザート用の胃袋)と言います。日本語とほぼ同じ言い回しですね。
②he would, sooner or later, lose interest in them:早晩、興味を失うだろう
would は助動詞で、ここでは、「~だろう」という推量を表しています。
sooner or laterは、直訳すると「早かれ遅かれ」ですが、日本語では「遅かれ早かれ」と言われることが多いです。また「早晩」も「早いことと遅いこと」ですので、sooner or laterの訳語として使えます。
lose interestは「興味を失う」。
loseは「失う」。例えば、lose momentumは「勢いを失う」です。
loseの形容詞形はlostです。lost loveで「失恋」のことです。
類似表現には、drop, missなどがあります。
dropは財産や権利を失う場合に、missは機会(チャンス)を失うことを表します。
また「気を失う」場合はfaintを使います。
interestは「興味・関心」。interest
in~で「~に対する興味」となります。
また、be interested in~「~に興味がある」という表現もあります。be into~でもほぼ同じ意味になります。あわせて覚えておくと便利です。
また意外なところでは、interestは、「利子・利息・金利」という訳語もあります。金融関係の文章などでは、候補に入れておくとよいですね。