※ 大殺戮(だいさつりく) carnage
【例文】
The carnage in Paris by the IS terrorists may have some negative impact on the European economy.
パリで起こったIS(「イスラム国」)のテロリストによるその大殺戮は、ヨーロッパ経済に何らかのマイナスの影響を与えるだろう。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
negative impact マイナスの影響
【かいせつ】
①The carnage in Paris by the IS terrorists:パリで起こったIS(「イスラム国」)のテロリストによるその大殺戮は
carnageは「大殺戮(だいさつりく)」。
同じ意味の英語表現に、butchery, genocide, massacre,
slaughterなどがあります。
また、かつてナチスが行ったユダヤ人の大虐殺(だいぎゃくさつ)はholocaustと言います。
Parisは「パリ」ですね。
ISは「イスラム国」を指します。これはイラクやシリアを中心にイスラム国家の樹立を目的として過激派組織です。
Islamic StateやISIS(Islamic
State of Iraq and Syriaの略)、ISIL(Islamic
State of Iraq and the Levantの略)などと呼ばれることもあります。
terroristは「テロリスト」。
②~may have some negative impact on the European economy:~は、ヨーロッパ経済に何らかのマイナスの影響を与えるだろう
mayは「~する可能性がある・~だろう」という「可能性」の意味の助動詞です。
have an impact on~で、「~に影響を与える」という意味です。
ここではhave some negative impact on~ですので、「何らかのマイナスの影響を与える」。
ほかに「マイナスの効果(影響)」の英語表現には、ill effect (=adverse impact,
negative impact)などがあります。
反対に望ましい効果であることを明確にする場合はfavorable impact (=good effect)などが使われます。
the European
economyは「ヨーロッパ経済・欧州経済」。
単に「経済」という場合はeconomyで、「経済の・経済的な」はeconomic、「経済学」は、economicsとなります。