※ 否決される be voted down
【例文】
The opposition parties submitted to both
chambers a non confidence motion and censure resolution against the politician,
but both were voted down.
野党は両院にその政治家に対する不信任案と問責決議案を提出したが、両方とも否決された。
【だいじな表現】
opposition party 野党 ⇔ ruling party 与党
chamber
小部屋 会議室 議院
non confidence motion 不信任案
censure resolution 問責決議案
be voted down否決される ⇔ be passed by a vote 可決される
【ネイティブスピーカーの発音】
※下の丸いマークをクリックすると音が流れます。
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【かいせつ】
① The opposition parties submitted to
both chambers ~:野党は両院に~を提出した
opposition partyは「野党」。「与党」はruling party。
partyは、「パーティ」の訳がよく知られていますが、ここでは「政党」という意味です。
日本の主な政党の英語名は、次のとおりです。
・自民党:the Liberal Democratic Party
・民主党:the Democratic Party of Japan
・維新の党:the Japan Innovation Party
・公明党:the Komeito
・日本共産党:the Japanese Communist Party
ちなみに、partyは、契約書や訴訟では「当事者」という訳すこともあります。a third partyは「第三者」です。
submitは、「提出する」。
ほかに、「~を出す・提出する」という英語表現には、come up with~やhand in~もありますよ。また、考えやアイデアを出す場合は、put forth ~を使います。
bothは「両方の」。
chamberは会議室や応接室、執務室(裁判所内)などの意味で使われます。
② a non confidence motion and censure
resolution against the politician:その政治家に対する不信任案と問責決議案
non confidence motion は「不信任案」。与党の大臣らに対して信任できない(non-confidence)旨の意思を示す法案です。衆議院でのみ提出されます。可決されれば、役職を辞職しなければなりません。motionは、「動き・動作」という意味のほか、「動議・提案」を示すこともあります。
censure resolution は「問責決議案」。こちらは、与党の政治家や政府の責任を問う決議案です。参議院でのみ提出されます。仮に可決されても、与党は拒否することができます。censureは「非難・批判・問責」の英語表現です。
resolutionは「(問題の)解決・(化合物等の)溶解」という意味もありますが、ここでは「決議」のことです。
その他、「決意」という意味でも使われます。
例)unflagging resolution(不退転の決意)
③ but both were voted down.:しかし、両方とも否決された
この文の主語はbothで、具体的には、non confidence motion とcensure resolution のことです。不信任案も問責決議案も両方とも否決されたというわけです。
be voted down は「否決される」。vote down(否決する)の受動態です。
反対に「可決される」は be passed by a voteです。
ちなみに「否定・否認する」ことを示す英語表現は、ほかにdeny,
negateなどがあります。
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