2014年12月11日木曜日

「応援する」って英語でなんて言う?

※ ~を応援する:root for

【例文】
The workers of the company should not root for the other company's team.
その会社の社員は、他社のチームを応援すべきではない。

【中学英文法によるかいせつ】

    The workers of the company:その会社の社員

worker(s)は「労働者」。work(労働)erが付いて「労働する人」の意味になっています。
workerの類語として、employee「従業員、被雇用者」があります。
ちなみにemployeeの反意語は、employer「雇用主」です。
このように語尾に“ee”と”er"を付けて反意語関係を作る単語としては、examinee「被験者」とexaminer「試験官・検査官」、franchisee「フランチャイズ加盟店」とfranchiser「フランチャイズ本部」、licensee「ライセンスを受ける人・免許所有者」とlicenser「ライセンスを与える人・免許を与える人」、trainee「訓練生」とtrainer「訓練する人」などがあります。

companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。
会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。

・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company など

なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm enterpriseなどがあります。


② should not root for the other company's team:他社のチームを応援すべきではない

root forで「~を応援する」。

rootは、「根」や「ルーツ、出自」という名詞としての意味がよく知られていますが、動詞として使うとき、味方のチームなどに「声援を送る」という意味があります。ちなみに、販売ルートなどの「道筋」を表す場合のルートは、routeです。発音が同じなので、要注意ですね。
他に「応援する」を意味する表現としては、back ~up, cheer for, supportなどがあります。
should not は、義務を示す助動詞shouldに否定のnotがついた形で、「~すべきでない」となります。

teamは、「チーム・班」などの意味です。一般的に複数の人たちが集まって何かをするときに使われる表現ですが、同じ仕事をする「班・隊」は、squadと言うこともあります。
例えば、警察隊はsquad of policemen、機動隊はriot squadなどと言います(riotは、暴動や騒動などの意味)。

ちなみにsquadと発音が似た英語表現にscudがあります。これは、素早く動くという意味です。スカッドミサイル(Scud missile:旧ソ連が開発したロシアの中距離ミサイル)は、scudを使います。

【今日のまとめとおさらい】

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