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内部留保 internal reserve
【例文】
A lot of Japanese companies have accumulated their profits as
internal reserves.
多くの日本企業がその利益を内部留保として蓄積してきた。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
・accumulate:蓄積する
・profit:利益
① A lot of Japanese companies
a lot of~は、「多くの~・たくさんの~」という一般的な表現です。manyと同じ意味です。
Japanese companiesは、日本の企業(会社)という意味です。
companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現です。companyについては【おまけ】にまとめています。
② have accumulated their profits as
accumulateは、「蓄積する・積み重ねる・ためる」などの意味です。
ここでは、have +過去分詞(accumulated)という現在完了形になっているので、「蓄積してきた」と訳しています。
現在完了形には、「完了・結果(~したところだ)」「経験(いままでに~したことがある)」「継続(ある時点から、ず~っとその状態が続いている)」といった用法があります。
例えば、「完了・結果」の場合は、just(ちょうど)やalreadyなどの副詞が使われていたり、「経験」の場合は、ever(かつて、これまでに)、そして「継続」の場合は、for~(~の間)、since~(~以来)などが文に含まれていることが多いです。
ただし、現在完了形は、上のどの用法であっても、過去と現在がつながっていることを示す表現であることに変わりはありません。
なので、過去のある時点を示す単語、例えばyesterday(昨日)やlast week(先週)などと一緒に使うことはできません。
profitは、「利益・利潤」。earnings, gain,proceedsなども「利益」「収益」という意味です。
benefitも「利益」という意味ですが、profitが、物質的・金銭的な利益を指すのに対し、benefitは、単なる金銭的な利益だけでなく、社会や福祉という意味での利益や便益を含みます。
③ internal reserves
internal reserveは、「内部留保」internalは、「内部の」、reserveは、「蓄え・積立金」などの意味です。
準備金という意味もあります。例えば「外貨準備」はforeign currency reserveです。外貨準備は、政府や中央銀行が国際間の経済取引や為替介入などに備えて準備しておく外貨です。
現在、世界で一番外貨準備が多いのは中国で、3兆8,800億米ドル(約450兆円)にのぼります。2位は日本(1兆2660億米ドル:約147兆円)です(いずれも2013年)。
【おまけ】
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で規模や内容を問わず使える単語です。
会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business,
small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company,
major company など
なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm やenterpriseなどがあります。
【今日のまとめとおさらい】
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