※ 〜にプレッシャーをかける. apply pressure on〜
【例文】
The big company has applied pressure on its affiliated
companies against the background of its financial power.
その大企業は、資金力を背景に提携会社にプレッシャーをかけてきた。
【ネイティブスピーカーの発音】
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【だいじな表現】
・affiliated company:提携会社
・against the background of 〜:~を背景として
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① big companyは、「大企業」。
companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company, big businessなど
なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm
やenterpriseなどがあります。
apply pressure on~で「~に圧力をかける」という意味です。put pressure upon~とも言います。
ここでは、「have(has)+過去分詞(applied)」で現在完了の形をとっていますので、「~にプレッシャーをかけてきた」と訳しています。
※現在完了形については、【おまけ】で解説しています。
affiliated companiesは、「提携会社」。affiliated
businessも同じく提携会社や関連企業を指します。affiliatedは、「提携している・関連の」という意味です。
② against the
background of~は、「~を背景に」。
backgroundは、「背景」の意味です。against a backdrop of~とも言います。
its financial powerは、「資金力」。financial
muscle, fund power, fund abilityなども資金力を指します。
なお、この文章では、itsが2回出てきますが、どちらも、主語のbig companyを受けています。
したがって、its affiliate companiesは、「その(大企業の)提携会社」、its
financial powerは、「その(大企業の)資金力」ということになります。
【おまけ】
現在完了形には、「完了・結果(~したところだ)」「経験(いままでに~したことがある)」「継続(ある時点から、ず~っとその状態が続いている)」といった用法があります。
例えば、「完了・結果」の場合は、just(ちょうど)やalreadyなどの副詞が使われていたり、「経験」の場合は、ever(かつて、これまでに)、そして「継続」の場合は、for~(~の間)、since~(~以来)などが文に含まれていることが多いです。
ただし、現在完了形は、上のどの用法であっても、過去と現在がつながっていることを示す表現であることに変わりはありません。
なので、過去のある時点を示す単語、例えばyesterday(昨日)やlast week(先週)などと一緒に使うことはできません。
【今日のまとめとおさらい】
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See You(^^)/~~~