2013年7月21日日曜日

若者よ、選挙へ行こう!(2)

若者よ、選挙へ行こう!(2)

「どの党に入れてもいっしょだから」

よく街角インタビューなどで聞くフレーズだ。

特に若者が選挙に行かない理由として
このフレーズを多用しているようだ。

だが、これは不勉強さの証でしかない。

原発、消費税、憲法、雇用形態(限定正社員など)、
アベノミクスへの評価など私達の暮らしや
この国の将来を大きく左右する重大なテーマに
おいて各党の主張は皆、異なっているのだ。

例えば、
上記の主要テーマについて自民党と社民党では、
ほぼ真逆と言っていい。

にもかかわらず、なぜ、
「どの党に入れてもいっしょ」
なのか?

また、
自民党と共に与党として連立政権担っている
公明党ですら、改憲のあり方に関しては
自民党とも意見が大きく異なっているではないか!

だから、
「どの党に入れてもいっしょ・・・」
なんてあり得ないのだ。

繰り返すが、このフレーズは不勉強の証でしかない。

ちなみに、日本の若者の投票率は、36パーセント程度。

これはグローバルな水準と比べて、著しく
低い数字と言わなければならない。

そして、それを反映して、日本の若者向けの政策や
財政的支援は著しく貧弱なものになっている。

これは政治に無関心かつ不勉強で、ろくに選挙にも
行かない若者自身が作り上げた「現実」と
言わねばならない。

選挙は面倒くさい「義務」なのではない。

選挙は君たちの望む暮らしや将来を決めさせる
重大な「権利」なのだ。

今日はその権利を行使できる参議院選挙の投票日だ。

若者よ、選挙へ行こう!