2016年3月1日火曜日

「旗印(はたじるし)のもとで」って英語でなんて言う?

※ 〜という旗印(はたじるし)のもとで   under the banner of 

【例文】
The competitor's aberrant tactic of sales promotion under the banner of “acquisition of the top share of the market” is an affront to business ethics.
「トップ市場シェアの獲得」という旗印のもとでのライバル企業の常軌を逸した販促戦術は、商業倫理に反するものだ。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
competitor ライバル企業 
aberrant 常軌を逸した
sales promotion 販売促進
tactic 戦術
affront to〜:~を侮辱する行為・無礼な言動・〜に反する行為

【かいせつ】

① competitorは、競争相手やライバルのことで、ここでは「ライバル企業」を指しています。rival corporationという表現もありますが、どちらかと言えば、competitorのほうがよく見かけます。

ビジネスには、ライバル企業もいれば、協力企業もいます。
協力関係にある企業は、complementor(補完企業・協力企業)やpartner companyなどと言います。また、そのままpartnerを使う場合もあります。
さらに、「提携企業」という場合には、affiliated companyを使います。

aberrantは、「道を外れた・異常な」などの意味です。
類似表現には、abnormal(異常な), deviant(社会の基準から外れた),erratic(突飛な、不規則な), extraordinary(通常とは異なる)。

tacticは、「戦術」。よく混同される表現にstrategy(戦略)があります。
日本語で見るとよく似ているように感じますが、下記のようにその意味するところは大きく異なるので、注意が必要です。
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sales promotionは、「販売促進」。販売促進とは、製品やサービスの販売数をあげるために行う活動を指します。


② under the banner ofは、「~という旗印のもと」。bannerは、「旗」の意味です。インターネット広告としてよく知られる「バナー広告」は、英語でbanner advertisementと言います。

acquisition of the top share of the marketは、「トップ市場シェアの獲得」。
acquisitionは、獲得や収集など、手に入れることを指します。企業の買収と言う意味もあります。
例)M&A(Mergers and Acquisition):企業の合併・買収

shareは、「共有・割り当て」などの意味ですが、ここでは、市場シェア、つまり市場占有率のことです。

③ affrontは、「侮辱・無礼」。affront toは、「~に対する侮辱・無礼な行動」という意味です。

business ethicsは、「商業倫理・ビジネス倫理」。


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