2014年9月28日日曜日

「拘束される」って英語でなんて言う?

【今日のビジネス英語表現】
※ 〜に拘束される 〜に縛られる:be tied up with

【例文】
Directors in Japanese companies tend to be tied up with a lot of meetings.
日本(企業)の取締役は、多くの会議に拘束される傾向がある。

【ネイティブスピーカーの発音】

【だいじな表現】
director:取締役

【中学英文法によるかいせつ】
 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
 




① directorは、「取締役」。「指導者」という意味でも使われます。
取締役とは、会社の業務執行にかかわる意思決定や監督を担う役職で、取締役会に属しています。取締役会や株式会社のしくみについては、【おまけ】をご覧ください。

companiescompany)は、「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。

会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company, big businessなど

なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm enterpriseなどがあります。


② tend to~は、「~する傾向がある」という意味で、「~しがちである」などと訳されることもあります。tendは、ある一定の方向に進むことを示す動詞です。その他、「気を配る・世話をする」などの意味もあります。
例)tend a plant(植物の世話をする)

tie up with~は、「~と提携する」ことを示すポピュラーな表現ですが、be tied up withと受動態になると、「~に拘束される・縛られる」という意味になります。

a lot ofは、「多くの~・たくさんの~」という一般的な表現です。manyと同じ意味です。a lot of~の「~」には単語の複数形が入ります。

meetingは、「会議・ミーティング」を示す一般的な表現ですが、会合などの出席者や人の出会いを表すこともあります。

例)address a meeting(出席者にあいさつする)
      casual meeting(偶然の出会い)

【今日のまとめとおさらい】
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