【今日のビジネス英語表現】
※ 〜から批判を受ける: draw fire from〜
【例文】
The company has been drawing
fire from the community for its compliance violations.
その会社は、コンプライアンス違反のため、地域社会から批判を受けてきた。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の赤いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・criticize ~=lash out at〜:~を批判する
・compliance violations コンプライアンス違反
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現です。
規模や内容を問わず使える単語です。
法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm
やenterpriseなどがあります。
会社の規模を明確に示す場合、small companyは、文字通り「小さい会社」。small business,
small firmなどの表現もあります。
逆に大企業はlarge company,major company, big business、中小企業はsmall and medium-sized companyなどと言います。
draw fireは、直訳すると、火を引き込む、となりますが、ここのfireは、「批判(非難)」という意味です。一般的には、draw fireは「批判(非難・攻撃など)の的となる」という意味で使われることが多いです。
その他、「批判を受ける」という英語表現には、meet with criticism, come under fireなどがあります。
その他、「批判を受ける」という英語表現には、meet with criticism, come under fireなどがあります。
「批判(非難)する」に関連した表現としては、次のようなものがあります。
・非難する
blast, censure,
condemn, criticize, denounce, flame, impeach, reproach, tilt
・~を厳しく非難する
take a swipe at~, have(hurl) a brickbat at~, upbraid~
・~に非難の矛先を向ける
point an accusing
finger at~
また、fireは、「火」「燃える・発火する」という意味がよく知られていますが、従業員などを「解雇する・やめさせる」という意味もあります。
ここでは、has been drawing fireというように、「have(has)+be動詞+現在分詞(~ing)」という現在完了進行形になっています。
現在完了進行形は、何かの動作をずーっと続けていることを示す用法です。そのため、「動作」を表す動詞(read, walk, watchなど)しか使わず、「状態」を表す動詞(belong,
feel, hear, knowなど)は使いません。
② communityは、「地域社会」。その他、共通の利害関係があるグループを指すことを示す場合もあります。また、SNSなどネット上でも共通の趣味や価値観を持つ人たちが形成するグループもコミュニティと呼ばれます。
③ complianceは、法令や取決めなどに従うことで、「法令順(遵)守」と訳すときもあります。最近はカタカナでコンプライアンスということも多いです。
violationは、violateの名詞形で、法律や契約に違反したり、他人の権利を侵害したりするという意味です。
企業不祥事の増加を背景に、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)が重視されるようになった昨今、企業のコンプライアンス(法令順守)に対する姿勢が問われています。
【今日のまとめとおさらい】
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See You(^^)/~~~