今回の衆議院選挙は自民が文字通り地滑り
的大勝利をおさめた。
原因はとてもシンプルだ。
マニフェスト違反の詐欺的な民主への批判
票が自民に流れたということだ。
当初第三極という選択肢も考えられたが、
国民の多くは、そのあまりの離合集散と乱
立ぶりに呆れ果て、結局、批判票の受け皿
とはなりえなかった。
不安定さを嫌う国民が、雪崩のごとく一挙
に自民支持に回った格好だ。
今回自公で2/3の議席を得たことと、維新
が54議席を獲得したことから、確実に3つ
の政治的動きが活発化すると思われる。
1、憲法改正論議が活発化する
2、金融緩和と公共投資が加速化する
3、脱原発論は弱まる
今後、日米同盟が強まり、自衛隊の役
割も
強化されるだろう。
そして、円高やデフレは緩和し、一時的に
景気は上向きそうだが、長期的な成長戦略
が打ち立てられないと、インフレと借金地
獄に突き落とされる懸念もないとは言えま
い。
即、脱原発もなくなったな。