2015年9月29日火曜日

understandを使わず「理解し難い」って英語でなんて言う?

※ ~は理解し難い difficult to fathom

【例文】
It is very difficult for us to fathom the competitor's new strategies.
当社には、ライバル会社の新戦略は非常に理解しがたい。

【ネイティブスピーカーの発音】

 

【だいじな表現】
fathom 推察する 理解する 水深を測る
strategy 戦略

【かいせつ】
It is very difficult for us to ~:当社には、~し難い

difficultは、「難しい・困難である」ことを示すポピュラーな表現です。

it is for(of) +人+toで、「人にとって…することは、~」となります。
見かけはitが主語ですが、実際の主語は「to…」の部分です。
ここでは、It is very difficult for us to…となっていますので、「当社にとって…することは非常に難しい」となるわけです。

このようなitのことを形式主語と言います。主語は基本的に文の頭に来ますが、to以下が長くなる場合に形式主語が使われることがあります。
また、形式主語を使った場合、to以下の主語はtoの直前に置き、「for+人+to…」の順に並べます。

また、ここではus(私たち)を「当社」と訳しています。
一般的にweは、「私たち(は)」、usは「私たち(を、に)」、訳しますが、ビジネスの場合は、「当社」「弊社」などと訳すことが多いです。
一方、youを「御社、貴社」などと訳すことも多いです。


fathom the competitor's new strategies:ライバル会社の新戦略を理解する
fathomは、もともと水深を測るという意味で、これが転じて人の考えを推し量る(conjecture, infer)、理解する(understand)という意味でも使われます。
例)I couldnt fathom what they said.(彼らの言ったことが理解できなかった)

なお、ここでは、difficult to ~「~し難い(~することが難しい)」と訳していますが、hard to ~も同じような意味です。

competitorは、競争相手やライバルのことで、ここでは「ライバル企業」を指しています。rival corporationという表現もありますが、どちらかと言えば、competitorのほうがよく見かけます。

ビジネスには、ライバル企業もいれば、協力企業もいます。
協力関係にある企業は、complementor(補完企業・協力企業)やpartner companyなどと言います。また、そのままpartnerを使う場合もあります。
さらに、「提携企業」という場合には、affiliated companyを使います。

new strategy(複数形:new strategies)は、「新しい戦略」あるいは「新戦略」と訳すこともできます。

strategy(戦略)とよく混同される表現にtactic(戦術)があります。
日本語で見るとよく似ているように感じますが、下記のようにその意味するところは大きく異なるので、注意が必要です。

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